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2015年8月

2015年8月30日 (日)

磐梯吾妻スカイライン

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はあ~なつやすみ!(教員免許更新講習)

この夏休みに、教員免許更新講習を受けた。これは、2009年から始まった制度で、こんな制度があるのは日本だけなんだって。3万円も自腹で出さなくちゃならないし、面白そうじゃないし、受けなくてもいいかなあと思っていたけれど、あんなに苦労して取ったのに、なんか悔しいなと思ったので、受けることにした。


ネットでしか受け付けていないので、申し込み方を理解するのにもたもたしていたら、
いい日にちの面白そうな内容の講義はすぐに埋まってしまった。結局、2つの大学で講習を受ける羽目になってしまった。

私立の大学と、某国立大学。

全然期待してなかったのに、選択科目はとても面白かった。直接教育にすぐ役立つという内容ではなかったけれど、視野が広がり、心が豊かになる内容だった。
でも、国立大で受けた、必修の「最近の教育事情」というのが、なんだかなあ~な内容だった。現場で苦労している教員には何の役にも立たなかっただろうなと思う。私は眠らないように目を開けているだけで大変だった。
教育は人間を扱う仕事だ。だから、教育関係の法律がいつ決まったとか、新しい教育のやり方の名前がOOO教育だとか、(そういうことも知っておかなきゃだめですけど。)それだけで、終わっちゃっていいのかってこと。
ひどかったのは、学校でカウンセラーもやってるっていうセンセーの話。
いろんな子どものケースを出してきて話してくれたのだが、その中の1年生のT君の話。
「T君は授業中もじっとしてなくて、自分の思い通りにならないと教室を飛び出してしまう子で担任も手を焼いていた。SCの所にはちょくちょく来てくれるのだが、腕を噛むので、あざだらけになってしまった。でも、我慢して対応していたと、でもこの学校の担当が終わるころに、もうほかに行かなければならないことを話し、良い子になるようこんこんと話して聞かせたら、その日は腕を噛まないで、よく話を聞いてくれた。そして他の学校に行ってしまったので、その子が今どうしてるかは知らない。」と。
私は「はあ~?」と思った。それでおわり?なんで、電話してその後、その子がどうしたか聞かないの?って思った。
もう一人の先生は、質問は?と聞いておいて、誰かが現場の具体的な悩みを質問したら、「それは、現場の先生方の方がよくご存じでしょう?私は理論だけだから、現場の事はよく知らないんです。」って。
これも、「はあ~?!」ですよ。なんじゃこりゃ!
心が何にも伝わらなかったのがとても残念だった。
感じたのは哲学不在ってこと。
大学の教員養成の現場は採用試験対策を授けるだけじゃないはず!
更新講習事態が意味ないとは思いませんが、もう少しやり方を考えた方がいいのかもしれないな。ていうか、大学の教員養成の内容をもっと考えた方がいいかもしれないと思った。
そして教員養成の中に、「子どもと本」の内容をぜひ入れてもらいたいものだ。
ああ、それにしても、猛暑の中、
都合6日間、朝9時から5時まで、ずっと授業受けるのはなかなかハードだった。

2015年8月23日 (日)

はあ~なつやすみ!(バータスの入院)

この夏は、ゆっくり、できるかなあ、と思っていたのに、なんだかんだいろいろ忙しくて、今日まで、わさわさとすぎてしまった。目に見えることは何一つできずじまいだった。

まず、バータスの肺炎で入院、退院、そのあとしばらくしてベッドから落ちて大腿骨骨折で入院手術、これは、まあお年寄りにはよくあることらしく、お医者さんも看護士さんも、慣れた感じで説明、対処しているので、最初は、なんなの?!って思ったけれど、何日か病院に通ううちに、お医者さんや看護師さんに同情する気持ちがでてきた。
バータスは骨折したことを忘れてすぐに起き上がろうとして「いたたた!」となる。「お義母さん!骨折ったんだから、じっとしてなきゃだめ!」
「え~そ~なの~。}
そんなやり取りが何回も。
何回か通ううちに、患者の9割くらいがお年寄りだということに気付く。
ご飯は、談話コーナーみたいなところで、5,6人お年寄りばかり集めて、そこで、食べる。看護士さんひとりで、配膳から、まえかけ(ポケット付きのあかちゃんがするみたいな)かけてあげて、食べた人には薬を飲ませ(透明な引き出しみたいな入れ物からだしていたんだけど、よく間違えないなと思った)、こばしている人の所に行ってそれをふいてやり、本当に大変だなあと思った。とにかく人手不足みたい。

あるとき、バータスがリハビリでいなかったとき、病室の入り口で待っていたら、ドール人形を大事そうに抱っこしながら歩いてくるおじいさんに会った。むむ!おじいさんがお人形?ほんとにおじいさんかあ、とよく見たけどやっぱり、おじいさん。

私は「かわいいお人形ですね」と声をかけた。するとおじいさん、それまではあらぬ方向を向いてぼーっと歩いていたのに、急にシャキーンとなって、私の方に、にこにこしながら歩み寄ってきて「そうでしょう、サラちゃんていうのよ。」という。
「サラ?素敵な名まえね。」
「この子のおかげで私は、辛い事も苦しいことも乗り越えられたのよ。」
「そうなんだ、だから大事にしてるのね。」
「この子成長してるのよ。」とおじいさん、急に携帯を出してきて、写真を見せながら、「ほら、これが6年前のこの子。小学生みたいな顔でしょ?でも今は、ほら、大人っぽい顔でしょ。」という。見れば写真の方は本当に子どもっぽい顔なのに、今、抱かれている顔はちょっとお疲れ?みたいな顔で大人っぽい。
「ほんとだあ~大人になってる」というと、「そうなの、一緒に苦労してくれたからね。」「でも、いい顔になってる。愛情いっぱいもらってるからだね。」というと、にこっと笑って「そうかなあ」とうれしそうでした。それから、また少し、おしゃべりして、バータスがもどってきたので、「じゃあ、また、さよなら」と、お別れしたけど、いるんだねえ、ああいう人。でも私はすきだなあ。話してるときほんわか、不思議な空気に包まれている感じがして楽しかった。でも、世間では変人とかいわれちゃうのかもなあ。
入院してるとき、バータスの新しい一面を見た。怒って叫ぶときの声が若い!ってこと。検査の時、尿を取る管を差し込まれた時、すごく痛かったのだろう、すさまじい声で「やめてー!」って叫んでいた。「ああ、だれか大騒ぎしてるなあ、」と思ったら、なんとバータスだった。すごく若い声だから違う人かと思った。
あとで、夫が慰めに行くとぷんぷん怒って「ここの人はひどい人だ!」というので夫は「そんなことないよ、みんなお母さんがよくなるために頑張ってくれてるんだよ」「そんなことない、ひどい人たちだ、私は何も悪いことをしていないのに!世の中には悪い人がたくさんいるんだから、そういう人にすればいいのに!!」って叫んでた。
いやー元気元気、ご飯もみんな完食だし、こりゃ長生きするなあ。

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