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2015年3月 8日 (日)

いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう

H小学校のお話会

1年生のプログラムは
1おはなし・・・あなのはなし
2絵本・・・いたずらきかんしゃちゅうちゅう
3おはなし・・・みつけどり
私はみつけどりを語った。

子ども達はほんとうによく聞いてくれたけど、ちゅうちゅうを聞いている時の目の輝きは見ているこっちの方が嬉しくなってしまうほど。

その日行った3クラス、みんな同じリアクション。「前に読んだことある人」って聞いたら、どのクラスも三分の一くらい手が上がった。でも、だれひとり、「あ~それしってるぅ、読んだことある!」って言わなかった。

この絵本はうちの子も散々よんだなあ。長いから「も、一回」といわれるとうんざりしちゃって、いやいや読んだこともあった。

いつもおいしいものを食べた後、あ~もっとゆっくり味わって食べればよかったなあと後悔するんだけど、今思い返すと、子どもとの素敵な素敵な時間だったのに、なんでもっと、優しく丁寧に読んであげなかったのかと思う。

バージニア・リーバートンの絵本はこのほかにも、「ちいさいおうち」や「マイクマリガンとスチームショベル」「はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー」なんかも大好きだった。
絵が生きているというか、ページをめくると、主人公がとび出してきそうな、勢いがあって、中の文も絵のようにくねくねしてたり、とにかく1ページ1ページ毎回発見があって、子ども達は大人が見過ごすような細かい所も見逃さず、まー良く見てたね。

バージニア・リーバートンさんのすごいところは、子どもの本だからっていいかげんにしないで、機械の名前や働きをちゃっとかきこんでいるところ、こんなのこどもにゃわからんだろう、というようなこともきちんとかいていて、また子どもがそういうところが大好きで、じっくり見ていた。

ちゅうちゅうに出てくる、石炭船に落ちた炭水車を起重機であげる、なんて場面だってうちの子は、起重機って言葉をここで、知ったんだと思う。

先日、久しぶりに、「マイクマリガン~」をひとに読んでもらった時、こんなに面白い話だったかと、あらためてびっくりした。

私がいいなあと思ったところは「おおきなふねが、たくさん とおれるように りっぱなうんがを ほったのも、マイクと メアリと それから そのとき いっしょに はたらいた ひとたちでした」

というところ、このあとも、線路をつくったり、ハイウェイをつくったりと続くんだけど、そのたんびに「~したのも、マイクと メアリと そのときいっしょに はたらいた ひとたちでした」とある。
その場面を読んでもらっていた時、なにかわからないけれど、暖かなものが伝わってきた。
でも、スチームショベルは最新式のガソリンショベルや電気ショベルなどに仕事をとられてしまう。
そんな時、田舎の町で市役所を作るという話をきいて、そこにいって、一日で地下室の穴を掘る、もし一日で掘れなかったらお金はいらないと。
役人はたとへ小さな穴でもタダで掘らせるのはうまい話だと思って、マイクたちにやらせることにするのです。
。ここのところも、一日でできるか、はらはらさせて面白いのだけれど、やっと一日で掘ることが出来たのに、自分が出るところを作っておかなかったので、マイクとスチームショベルは穴の中に取り残されてしまう。
さあ、どうするって時に、マイクたちの仕事をずっと見ていた男の子がすごくいいアイデアをだす。
それはみんなが満足するアイデアでした。
本当に読んだ後深い満足と幸せな気持ちになる絵本だなあと思う。
これはバージニア・リーバートンさんが次男のマイケルのために作った絵本だそうです。ちなみに、ちゅうちゅうは長男のアリスに贈った絵本です。

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