« いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう | トップページ | 五月晴れ »

2015年3月 9日 (月)

100まんびきのねこ

 H小お話会、2年生プログラムは

  1、おはなし・・・ふしぎなたいこ
  2、絵本・・・100まんびきのねこ
  3、おはなし・・・マメ子と魔もの
 
 私は「100まんびきのねこ」を読みました。大好きな絵本。
本文は白黒なのですが、表紙は黄色地に赤い空、黒い丘の上を、ねこを引きつれたおじいさんが描かれていて印象的です
。猫の模様の見返しも素敵で、こんな生地がほしいくらい。

木版画を思わせるような細かな線で丹念に描き出す独特な表現の絵。
そのダイナミックな曲線を多用した絵が、猫が互いに食い合ってしまうなんていう、ちょっと大人が眉をひそめるような内容をカラッとしたブラックユーモアに変えてしまいます。

この絵本は石井桃子さんがかつら文庫をご自宅でひらかれたとき、カナダの児童図書館員が送ってくれた児童書の中にあった絵本で、まだ日本で出版されていなかったので、石井さんが日本語に訳しながら読んであげたそうです。

それにもかかわらず、子ども達に大人気だったそうです。この時一緒に送られてきた絵本に「シナの五にんきょうだい」や「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」などがありました。

後に石井さんらが働きかけて福音館から日本語版が出版されたそうです。

この「100まんびきのねこ」は絵本の古典みたいな本ですが、ぜんぜん古臭さを感じさせません。同じワンダ・ガアグの「へんなどうつぶ」もなんかシュールでヘンテコで好きです。
だから、ワンダ・ガアグって勝手に若い人かと思っていたら、1893年生まれで、もうとっくに亡くなっていたんですね。
さて、この絵本、絵だけでなく、テキストもリズムがあっていいんです。とくに

「そこにも ねこ あそこにも ねこ、
どこにも、かしこにも、ねこと こねこ、
ひゃっぴきの ねこ せんびきの ねこ 
ひゃくまんびき、一おく 一ちょうひきのねこ。」

というフレーズが何回か繰り返されるのですが、子ども達はここが大好きで楽しいらしく、三回目あたりから読んでいる私と一緒に大合唱になります。
今回2クラス読みましたが、2クラスとも大合唱。

一緒に組んでいた方が「100まんびきのねこ、、絵が遠目が聞かないから読み聞かせに使ったことなかったけど、すごくよく聞いて楽しんでたね。」とびっくりされていました。


 

« いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう | トップページ | 五月晴れ »

子どもの本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 100まんびきのねこ:

« いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう | トップページ | 五月晴れ »